好キのイロドリ

好きなものをただ詰め込むだけ

着物が好きになったいきさつ

着物が好きになったのは記憶にないくらい昔。

元々は実母が着物好きだったことが何よりもの要因だと思う。

 

『ねえ、今日は着物着たまま寝ても良い?!』

 

と着せてもらった時に母にお願いしたのを覚えています。3,4歳くらいかな?(笑)

たぶん浴衣か、木綿の着物とかだとは思うけれど。寝る時も着物が着たいくらい着物が好きでした。

 

まあ色々な経緯があって家には子供用の着物もたくさんあったこともあり、小さい頃から一般的なお家の子よりは着せてもらっていたと思います。勿論お稽古ごとしている子には敵わないけれど。

 

子供の頃になんであんなに着物に魅力を感じたのか…その気持ちははっきりとは覚えていないけれど、単純に着物を着ている母が好きだったのかもしれない。

姉の入学式と卒業式は着物で出席したにも関わらず、私のときはスーツだった母。それで小学校の卒業式の前に、『なんで私の時には着物着てくれないの?!卒業式は着物着て!お願い!』と頼みました。面倒そうだったけど着てくれて、やっぱりそれが嬉しかったな。

そういうわけで、私にとって着物の最初は”素敵なもの”なのかもしれない。

素敵なものを纏う私はとても素敵な気がする。…気がするだけだけれども。(笑)

 

 

余談だけれど、母が何故着物が好きなのかは聞いたことがないけど、きっとひいおばあちゃまの影響なのかなと思う。生きていれば100歳を越えるおばあちゃまは日常的に着物を着るひとだったから(私は晩年洋服を着ているおばあちゃましか知らないけれど。)おばあちゃんっ子だった母はそれで好きなのかなあ、とは思う。

結局は憧れが憧れを呼んでいるのかな、それもまた素敵なことだと思うのだけれど。